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看護師

怖い脳の動脈瘤

婦人

破裂するまで気づかない

脳動脈瘤は、脳動脈の一部の血管壁が弱くなったり薄くなったりして瘤のように膨らんだものです。瘤の中は血液が満たされており、大きな脳動脈瘤は周辺の神経や血管を圧迫したり動脈瘤が破裂して血液が噴出したりして生命に危険をもたらします。そんな怖い存在である脳動脈瘤の原因や症状、治療法について見ていきましょう。脳動脈瘤のできる原因ははっきりと断定されていませんが、遺伝的なものや先天的な血管の異常があるとされています。また高血圧や喫煙も脳動脈瘤の原因となります。成人の5パーセントに脳動脈瘤が見つかると言われています。男性より女性にやや多く見つかります。破裂する前の脳動脈瘤がかなり大きく神経を圧迫していると目の奥の痛みなどの症状が出る場合もありますが、症状が全くないことも多くあります。脳ドックなどで頭のCTやMRIを受けて初めて指摘される人が多いです。

破裂すると死亡率が高い

脳動脈瘤は脳底部の血管分岐部にできることが多く、直径2ミリから大きいと25ミリ以上になることもあります。動脈瘤が破裂すると一般的にはくも膜下出血を起こします。金属バットで殴打されたような激しい頭痛に見舞われ、激しい吐き気や嘔吐、意識消失します。くも膜下出血は死亡率が高く、50パーセント以上の人は死亡するか重篤な後遺症を遺すことになります。破裂する可能性は動脈瘤の大きさやできた部位、形などによって違いますが、一般的には未破裂の動脈瘤の患者が200人のうち破裂する人は一年間で1〜2人と言われています。未破裂の脳動脈瘤が見つかった場合、小さい場合は経過観察となります。破裂リスクの高い動脈瘤では手術が行われます。開頭し動脈瘤をクリップで止めたり糸で結紮したりして血液が動脈瘤へ流れ入るのを止めます。この治療法は出血を防ぐのにとても有効です。血管内塞栓術は血管からカテーテルを動脈瘤の位置まで進め、コイルや小さな風船を動脈瘤の中に留置し血液が流れ入るのを防ぎます。頭を開けなくていいので少ない侵襲で済むのが特徴です。脳動脈瘤の出血を防ぐ為には早期発見し、早期に処置を行うことが大切になります。